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 私たちは、東京都障害者福祉会館の都直営と 予算や職員数の昨年度並みの復活を望んでいます。!
署名運動を行っていますのでご協力をお願いします。

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4.東京都障害者福祉会館を都直営のまま守りましょう!

視覚障害者労働問題協議会(視労協)森 登美江

 98年12月、東京都は「財政再建推進プラン」の中で、都の施設を民間委託するという方針を打ち出しました。1975年開設以来、障害者やボランティア団体などの活動にとって、重要な拠点となり続けている東京都障害者福祉会館(以下、障館)も、その一つとして民間委託の対象に挙げられたのです。そのことに反対し、利用者有志による会が立ち上げられました。その経過や現状について書かせていただきます。できるだけ客観的に書こうとは思っていますが、時には、私個人の想いが全面に現れてしまうかもしれません。そのあたりを差し引いてお読み頂ければありがたいです。  私達障館利用者が、都の民間委託方針を知るきっかけとなったのは、99年3月の利用者懇談会の時に東視協(視力障害者の生活と権利を守る会)が撒いたビラによってでした。強い危機感を抱いたいくつかの団体が、5月に数回の会議を重ねた上で、6月中旬「障館の民間委託を考えるつどい」を開催し、利用者の多くに知らせる第一歩を踏み出しました。その後さらに、9月下旬の会結成まで何度かの会合を呼びかけて賛同者及び賛同団体を募っていきました。それと平行して、2000年度の予算要求時期にも重なっていた為、民間委託反対の要望書を20数団体から都知事や福祉局に提出し、都庁前ビラまきなども行いました。  福祉局は、2000年度より障館の民間委託を実施するという強硬な方針のもとに99年8月以来2000年3月まで運営懇談会(開設当初より館長から任命された 11団体からの代表者によって構成されている)と利用者懇談会とをほぼ毎月に近く、企画開催し説得を重ねました。民間委託されるということは、当然利用料が発生するであろうし、トラブルの処理の問題、やその他のサービス水準の低下を招くこと、当然職員数も最低限に減らされること、そして福祉分野における行政の責任のあり方など、多くの問題点を追求する利用者の声に対し「予算も人も減らさない」「サービスの水準も落とさない」「皆さんと話し合って運営していく」と何の根拠も保証もないことを、ただただ繰り返すばかりで、どうどう巡りの話し合いが続きました。  99年9月下旬に正式に結成された「東京都障害者福祉会館の民間委託に反対する利用者の会」(以下、反対する会)は、月に1度のペースで全体会を開き、経過の確認や都の職員労働組合の人を招いての都財政の状況を聞いたり、民間施設の現状や既に委託されている施設の実態などを知るなど、学習会も行ってきました。それらを企画したり準備したりする事務局として、グループ飛躍・点字あゆみの会・新アマリリス会・視労協が、これも月1ペースで事務局会議をもちました。  寒風吹きすさぶ都庁前のビラまきや署名活動、障館の最寄り駅であるJR田町駅でのビラまきや署名活動、そして障館内での各利用団体へのPRや署名協力要請など精力的に反対の活動を続けてきました。  福祉局は、2000年度スタートに向けて強引に受託先の公募を行うなど強硬な動きに出ましたが、いくつか手を挙げた大手の障害者団体の中からは選ぶ条件が整わないという理由で、2000年度委託を断念せざるを得ない状況に追い込まれました。反対する会を始め、利用者の切実な想いがそういう状態を生み出し得たといえるでしょう。  2000年度以降、職員・予算を徐々に減らしながら現在(2004年9月)に至っています。東京都は2000年以後、障館の民間委託を言わなくなりました。それは、何を意味するのでしょうか?  行政改革推進室から第2次都庁改革プランが出され、形としては老朽化を理由に障館の見直しということが挙げられています。2006年度までに福祉局が検討し結果を出すのだそうです。  今年度、送迎バスの定期運行が利用者の少ないことを理由に廃止されました。昨年度、障館利用者との話し合いでは「バスの件は決定する前に皆さんの意見を伺う」と局側が言ったにも関わらず、3月も終わりの25日、利用者の声を聞く会(利用者懇談会を昨年あたりから、そのように言い換えている)で、突然、廃止しますと言う通告のみに終わって、話し合う余地など全く与えられなかったのです。  それを考えると、いつ何時「障館を廃止します」と通告されかねないなあと思います。委託がなくなったということは、廃止に近づいたとも言えるのかもしれません。油断大敵です。  反対する会は、委託の件が一段落したところから「東京都障害者福祉会館を守る利用者の会」(守る利用者の会)と改名し、活動を続けています。  毎年2〜3回の福祉局との話し合い。毎年に近く、課長や担当係長が替わることもあり、初顔合わせがしょっちゅうです。そのたびに、初めからの話に戻らなければなりませんが、話し合いの場は定着しつつあるといえます。また、その都度、必要に応じて、総務や財務、もちろん知事室にも出向きます。アンテナをしっかり張って、素早く対応していかないと何が起きるか全くわからないのです。  また、利用団体や個人の皆さんとの交流をはかり、意見交換をしたいということから、これも毎年1〜2回交流学習会を毎月の全体会とは別に呼びかけています。それらの情報は、ニュースを発行しロッカーやメールボックスに配布したり送らせて頂いたりしています。ぜひお読み頂いてご参加下さるようお願い致します。  交通の便も良く、集まりやすい場所にあり、使い勝手も慣れている障館をみんなで守り、よりよいものにしていきましょう。  予算も職員もこれ以上減らされたら大変です。以前に戻せるよう一緒に協力していきたいものです。  障館の都直営を守ることは、福祉行政への大きな影響力になるものともいえると思います。    


5.署名運動の再開
 ■東京都障害者福祉会館の廃止の動きに反対する署名のお願い

 障館利用者、利用団体の皆さん。私たち「東京都障害者福祉会館を守る利用者の会」都申します。私たちは、1999年に持ち上がった障館の民間いたく問題に対して、これに反対する利用団体が集まって結成され、以来、今日まで障館の都による直営を求めてさまざまな活動を行ってまいりました。
 しばらく動きのなかった障館の存続にかかわる問題がにわかに動き出していることを皆さんはご存知でしょうか?詳しくは、別紙の石原都知事宛ての「要望署名」の用紙をお読みいただければお分かりのように、今、東京都の行政の中では、障館のは意思を含めた今後の運営のあり方についての検討が進められています。
 私たちは、このような動きに危機感をかんじ、別紙のような都知事宛ての要望書を作りました。この要望に広く障館利用者、利用団体の皆さんの賛同をお願いしたく、これを署名用紙の形にしてご協力をお願いしているところです。

■署名の手順
・ 署名用紙には、団体署名と個人署名の2種類があります。
 団体として賛同いただける方は、団体署名用紙に団体名、できれば代表者のおなまえ、連絡先をお書きください。さらに、団体のメンバーお人リお一人に個人署名ようの署名用紙にもご記入いただければ幸いです。
 また、団体としての賛同をいただけない場合は、お人リお一人のお考えに基づいて、個人署名ようの用紙にご記入をお願いします。

・ 署名の集め方についてですが、方法は三つです。
 1 この用紙をお配りしている「利用者の会」のメンバーに直接手渡していただく方法。
 2 障館にある「利用者の会」のロッカーの扉がわに、署名回収用の封筒を用意していますので、障館での集まりがある時にでもその封筒に入れておいてください。なお、「利用者の会」のロッカーは、印刷室のドアに向かって右側の壁沿いに並んでいるロッカーの左端の一番上、ロッカー番号1番です。
 3 三つめの方法は、下記の連絡先まで郵送していただく方法です。

 皆さん。ご協力をよろしくお願いいたします。
 なお、第1次の締め切りは、5月末日を予定しています。

6.署名用紙のダウンロード

    墨字版(個人用)   PDF   ワード   
   墨字版(団体用)   PDF   ワード   

    点字版   現在容易していません

 《ダウンロードのやり方》

 墨字版は、PDFかワード。

 点字版はZIP形式の圧縮ファイルになっています

7.署名の提出状況(平成14年度、平成15年度) 

 去る平成14年11月14日、皆様からお預かりしました816筆の署名を都知事へ提出しました。                             (写真4枚 街頭での署名活動の様子)
 引き続き署名活動をおこない、平成15年10月30日に署名を都知事へ再度提出をしました。皆様ご協力ありがとうございました。提出に行っていただいた有馬さんの報告をお伝えします。
 「本日午後3時過ぎに第2次の署名提出行動を行いました。参加したのは私と小山さんの二人でした。
署名の数は前回に比べるとかなり少なく326筆でした。しかも、以前の古い署名も31筆ほどあったのですが趣旨は変わらないのでいっしょに提出してしまいました。 実は、石原都知事がまたまた「1910年の日韓併合は朝鮮人の創意で行われた」というとんでもない発言を行った直後だったので連日抗議段が押しかけているため知事室の警備は厳しいものでした。でも、提出行動は滞りなく行うことができました。  詳しくは11月15日の利用者の会で報告します。」

街頭署名活動の様子 街頭署名活動の様子 街頭署名活動の様子 街頭署名活動の様子


8.リンク

9.東京都障害者福祉会館を守る利用者の会メーリングリストのご案内

10.その他お気づきの点は下記のメールへお願いいたします。


2003.2.16, 東京都障害者福祉会館を守る利用者の会. All rights reserved.